#2 メディア露出について
ベンチャーキャピタルにとって、
投資先企業のメディア露出を投資先企業と共に考えることも重要な仕事。
会社の更なる成長を大きな目的、
一つブレイクダウンさせて、顧客開拓、近い将来の出資候補先探し、及び提携先探し等を目的として、
投資を実行した場合、新しいサービスをローンチした場合、及び事業提携を行った場合等のタイミングでメディア露出を図る。
その際、どれだけ「イケているメディア」で露出できるかが重要な問題となるが、今日は少し考えさせられることがあった。
それは、むやみやたらに露出するものではない、ということ。
ちなみに、「イケているメディア」を定義することは難しいが、ここでは、「イノベーター層、アーリーアダプター層への波及効果が大きいメディア」と考える。
とあるキュレーションサイトをみていると、
「X社がAベンチャーキャピタルとBベンチャーキャピタルを割当先とする第三者割当を実施しました!!」といった内容の記事が3つ連続で掲載されていた。
同一内容のリリースを掲載してしまっているキュレーションサイトの問題なのかもしれないが、正直くどいし、なんというか必死な感じが伝わってきてしまい、少し萎えた。
キュレーションサイトが市民権を得ている昨今、短絡的に、とりあえずできるだけ露出しよう!となるのは危険だと認識させられた。